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連載記事

有識者よりコメントを頂きました。

2010年7月29日 お客様の相談から+ペットの提案まで

先日、弊社の近所に住んでいられる方から墓地を紹介してほしいとの依頼がありました。 ご希望は、近場でいいお寺とのことでした。いいお寺と言いましても、一律にここのお寺がいいと言うわけにはいきません。お客様がお寺やお墓に対して望むことが違うからです。家族内でも違うかもしれません。ですから弊社ではできる限り、お墓に関わる家族みなさまで数件のお寺や墓地を一緒に見て頂くことをお勧めいたします。お時間がゆるすなら、ご住職とも会って頂きお話できればなおよろしいかと思います。 今回のお客様にもお時間を作っていただき、そのようにご紹介させていただきました。 数日後、お客さまから「墓地を決めたから、契約に立ち会って欲しい」とのことでしたので、なぜそのお寺に決めたのか聞いてみました。「近場でお参りしやすく、日当たりもよく眺めがいいし、何より自分が亡くなった時あの住職に葬儀をしてもらいたい」とのことでした。まさに「MY和尚」自分や自分の家族をあの世、極楽へ導く僧侶がどこの誰だか知らない状態よりも、前もって自分たちでお願いしたいと思う和尚を見つけることを当会理事長いわく「MY和尚を見つける」だそうです。 今現在、墓地やお墓もさまざまな形態があります。お墓選びには場所や予算やお寺や霊園、プラスペット(ペットと一緒に祀れるお墓)かなどさまざまな条件、要望もあると思います。そんな中に「MY和尚」を見つけるということを考えながら探してみるといいお墓選び、後悔しないお墓選びができるのではないでしょうか。石材店としてそのお手伝いができれば幸いです。

三上貴康
動物供養協議会 石材部会
石政石材(有)代表取締役
露木正明
神奈川県小田原市延清215-3
http://www.ishimasa-sekizai.com

お墓

★禅語「百尺竿頭に一歩を進む」的な行動と考え方★
じゃあ雪解けまで、指を銜えて胡座をかいているのかというと、私は打つ手を考えました。「夏にはなかなか出来ない、冬にしか出来ない事」に挑戦すればという事を。 ※実は、ペットの移動訪問タイプの火葬業を手掛けたキッカケのも、冬対策から生れたひとつなのです。(おかげで、ペット葬儀に対する、全国の同じ志を持つ協議会の仲間に出逢えたことは財産に)冬場の加工は、そりゃもう大変です。が、そこで17年前に、冬でもやれる工場を新設して、なおかつ、会社のスタッフが、いつでもそれぞれの作業(夏場は専業作業ですが)が、やりこなせるように技術力を養いました(実は、その立場の苦労さが理解できるし)。やっと15年かかって、当社のスタッフは、全てがこなせる30〜40歳代のオールマイティーなマルチ職人集団化となりました(全国でも珍しいかと思います)。何を言いたかったのかというと・・・『自分たちの今置かれている状況下で、智恵を絞れば、自らやるべきことは、おのずと見えてくるということ』です。このことは、仕事以外にも言えることだと思います。あとは、『行動するかどうか』です。そして、その動こうとする根底には何があるのかというと、そこには、常に、『お客さんに対する姿勢』があるからなのです。・・・私たち石屋さんは、人材を育てながら、技術力を養い、ただ製品売りじゃなく、オリジナルなカラーの商品というものを提供してこそ、ご指名を頂いたお客さんに満足してもらえるものと思っています。・・・どうやったかではなく、どれだけ心を込めて打ち込んだか・・・これは、仕事に対する『使命』なのです

★時代の流れにむけて★
私の別の一面である「書道家」(※書のブログもやっています。ブログ「み〜太郎のビタミン字」。ツマラナイかも知れませんが。)がらみで、2年前に、師匠の生前寿陵墓(写真)を建立させて頂きました。全国のお墓コンテストにおいても、ニューデザイン特別賞として評価もして頂きました。私たち石屋さんの仕事は、お墓というものを通してですが、『家族の絆を深めることができる』ことに関わっています。そのことに、とても≪誇り≫を感じます。これからのお墓は、絆の深さが感じられる、≪その家族の想いが物語ようなお墓≫スタイルに徐々に進んでいくと思われます。その意味で、今や、家族の一員でもある最愛なるペットと共なるお墓≪プラスペット≫も、それもありです。そのことに目を向けた、動き始めたばかりの、私たち【動物供養協議会】も、真価が問われる時代の流れにどう立ち向かうかです。さぁ、『一歩を進む』挑戦なのです!



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